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ハーブ図鑑


北海道で丁寧に育てたハーブたちを少しづつ解説して図鑑を作っています。

「こんな苗が欲しい」「自分にあったハーブを育ててみたい」など、育て方や使い方が分からないハーブがありましたら、お気軽にいつでもメールなどでご連絡ください。

苗のご用意から、ハーブ講座やお庭づくりまで、なんでもハーブに関することならご依頼承ります。



ジャーマンカモミール

herb Matricaria recutita
キク科カミツレ属 一年草 ヨーロッパや西アジアが原生地

花はさわやかで甘い芳香があります。お茶にすると青林檎のような甘い味が楽しめます。葉や茎には香りはないので、花をお茶として利用します。こまめに花を詰めば、長い期間収穫が可能です。
日当たりがよく風通しの良い所で育ちます。

ローマンカモミール・ダブルフラワー

herb Chamaemelum nobile "Flore Pleno"
キク科カモマイル属 多年草 地中海沿岸が原生地

八重咲きのカモミール。よくみかけるローマンカモミールとは別物です。
ジャーマンカモミールが若々しく清々しい香りであるのに対し、ローマンダブルは、深くて甘い芳香があります。葉も香りますが、お茶には花をつかいます。
ジャーマンと共にお茶にすると、見た目は華やかになり、香りと味には深みが加わりおいしいお茶が作れます。

コモンマロウ(ブルーマロウ)

malva Malva sylevestris
アオイ科ゼニアオイ属 多年草 ヨーロッパが原生地

青と深い紫の花が咲きます。お茶として利用するのは花の部分。
見た目が華やかになるだけではなく、マロウのお茶は風邪などで喉や気管支の粘膜が保護する力があるため、ヨーロッパののど飴によく利用されています。味と香りはしないため、他の味や香りのあるハーブと合わせてお茶にするのがおすすめです。

マーシュマロウ

herb Altheaea officinalis
アオイ科タチアオイ属 多年草 ヨーロッパや中央アジアが原生地

葉は線毛に覆われていて、ベルベットのような柔らかさです。やはり虫もこんな柔らかい葉っぱをベッドにしたいのか小さな蜘蛛が子どもの寝床として利用することがあります。
小さな白い花を咲かせます。コモンマロウよりもさらに薬効が強いとされていて、ハーブティーやハーブキャンディーとして利用されることがとても多いハーブです。
花も葉も根も利用できるハーブですが、葉っぱを収穫しお茶にするのが一番簡単かも知れません。

スイートバジル

basil Ocimum basilicum
シソ科メボウキ属 一年草 ヨーロッパや中央アジアが原生地

バジルの葉は、トマト料理やさまざまな料理に合います。加熱時間が長いと香りが飛んでしまうので、調理は最後にしましょう。
色んな品種がありますが、このスイートバジルが一番使いやすい品種です。

日当たりのいい場所で育てるのがおすすめですが、できれば真昼の日光が遮られるようにトマトの苗の隣などに植えれればさらにいい環境となります。

また、花を上手に使えばバジルの持ってる力をもっとひきだす事が出来ます。
一般的にたくさん収穫を行うために、花が咲かないように剪定を行いますが、本当はバジルのちいさな花にも強い力があります。

バジルの花からは、とてもやさしくかすかな甘い香りがします。

この香りは頭をスッキリさせたり、頭痛を軽減するとも言われています。
この花の部分は、香料や精油として利用されることもあります。

このような効能があるため、花の咲いたバジルで花束などをつくって香りに包まれたなら、身体の底まで届いて緊張をほぐしてくれることでしょう。

花はお茶にも料理にも利用でき、浴用やポプリとしての利用、またアルコールに漬けチンキをつくることもできます。

レモングラス

basil Cymbopogon citratus
イネ科オガルガヤ属 多年草 東南アジアが原生地 

強く硬い葉からレモンの香りがします。味もレモンと同じく酸味があります。
バラのお茶と合わせるとバラの香りと味を引き立ててくれます。
北海道の気候では、わさわさ映えることはありませんが、日当たりがよいところに植えればしっかり育ちます。
レモングラスは、身体を冷ましたり、虫除けとして利用できるので、夏に沢山活躍します。

ラズベリー

basil Rubus idaeus
バラ科キイチゴ属 落葉小低木 北半球が原生地 

夏にあまずっぱくて美味しい実つけます。
元気にラズベリーの実が育てば、ルビーの宝石のよりも美しい透き通った赤が庭に広がります。
実はそのまま頂いてもジャムにしてもおすすめです。ジャムを作るときには少しコアントローやノンフレーバーのラム酒を入れてあげると深みが増します。
葉は、ラブベリーリーフとしてお茶にすることが出来ます。
あまり味や香りはしませんが、ほんのかすかにベリーの香りが漂います。
女性のため・出産の時にいいお茶と知られますが、妊娠初期の人には使わないほうがいいなど、効き目が強いからこその注意必要です。妊婦の方や病気の方が使う際には医療とハーブの専門家と相談するのがベストです。

ニンニク

basil Allium sativum
ユリ科ネギ属 多年草 中央アジアが原生地

自然の農薬としても使えますし、バラの近くに植えればバラの香りが増します。
どんな料理ににもあい、ドライにしても使いやすい最高のハーブです。

コモンセージ

sage Salvia officinalis
シソ科サルビア属 常緑低木 ヨーロッパが原生地

殺菌作用が強く、ネイティブアメリカンなども浄化のために使用していた薬草です。
収穫は、花が咲く直前の若い葉がおすすめです。
花の咲く前の若い葉は、甘くやさしくスモーキーな高貴な香りです.
花が咲いた後のセージの葉は、やわらかく厚みのあるスモーキーな香りと爽やかさがあります。ドライにしてもその香りはしっかり保たれます。
キッチンハーブにもお茶にもなりますが、香りが強く繊細なハーブの香りは負けてしまうので、量の調整には注意が必要です。
ホルモン系の不調にも用いられると言われています。

コモンタイム

tymus Tymus vulgaris
シソ科イブキジャコウソウ属 常緑小低木 ヨーロッパやアジアが原生地

北海道でも越冬できる育てるのも簡単なハーブです。
芯が太く強い緑の香りがします。
茎は使用せず、葉のみを使います。
とても使いやすいハーブで、パスタやにんにくを使う料理の最後に加えると美味しい料理ができます。

スイートマジョラム

majorana Origanium majorana
シソ科ハナハッカ属 多年草 ヨーロッパや中央アジアが原生地

甘くやわらかいまろやかな香りがします。香料として抽出をしなくても、そのままで香水をこえるような香り高い薬草です。
まあるくやわらかい葉と毬のような丸い花を持っています。
フレンチタラゴンと共にオリーブオイルなどで漬け込めば、冬がきてもその甘い香りを留めることができるので、いつでもいい香りの料理が作れます。

ローズマリー

rosmary Rosmarinus officinalis
シソ科マンネンロウ属 多年草 地中海沿岸が原生地

料理にとっても使いやすく、魚料理とも相性がいい大事なキッチンハーブです。
料理やお茶として利用しやすく、良い香りがするのは、ローズマリー オフィシナリス(学名 Rosmarinus officinalis)です。
ローズマリーというと、ローズ(薔薇)を連想される事が多いかと思いますが、ラテン語のロス=露(つゆ)とマリヌス=海が語源です。
地中海で広く自生し、あたたかい海の潮風にさらされれ育つような植物ですので、耐寒性ではありますが、比較的暖かい場所の方がよく育ちます。
近年では、脳によい刺激を与えるという作用が注目され、人気が出ているハーブでもあります。

ヒソップ

hyssop Hyssopus officinalis
シソ科ヤナギハッカ属 半常緑多年草 南ヨーロッパ

少し辛めのミントのような香りがします。
古代ギリシャのヒポクラテスが胸の病気に奨励した古く呼吸器などにいいと知られる有用植物です。
収穫するのは若い葉がオススメと言われています。
同じく気管支に良いとされるアニスヒソップと混同されることがありますが、香りや葉の形なども違う別のハーブです。